一般的な御葬儀の流れをご説明

御葬儀の流れ

大切な方との最後のお別れをする大事な御葬儀。御葬儀に関する宗教儀式は、故人様が生きてきた証であり、ご参列された方々が旅立ちを優しく見守り、お送りすることがなによりのご供養となります。
ご逝去のお迎え後、ご遺体を安置した後、御葬儀に関する日時や手続きの説明など、具体的なプラン・料金などの打ち合わせを行います。
ご希望のプランによって異なりますが、お通夜、葬儀告別式のち火葬場へ御出棺の運びになります。


もしもの時、慌てずに対応ために…

①ご逝去後、お迎えに参ります

病院やご指定の場所までお迎えに上がり、その後ご安置場所、またはご自宅まで御搬送いたします。

ピュアグループでは24時間365日今このお時間でもご対応しております。0120−09−4142

②ご葬儀日時の決定

一般的な御葬儀の流れは3通りあり、
①お通夜→翌日に葬儀告別式→火葬(後火葬)
②お通夜→翌日に火葬→お骨の状態で葬儀・告別式(前火葬)
③火葬→通夜→翌日に葬儀・告別式(骨葬)
この地域周辺では①の流れで行い、お骨になった状態で繰り上げの初七日法要等を営みます。
菩提寺様がおられましたら、葬儀の日時を事前に確認しておく方がよろしいかと思います。

③ご葬儀のお打ち合わせ

故人様のご遺志やご遺族の想いをしっかりとヒアリングし、ご葬儀内容やお見積り費用など細かく決めさせて頂きます。
祭壇や棺、必要であればお食事、返礼品等といった故人様やご家族の気持ちに寄り添うプランを丁寧にご提案いたします。

④納棺の儀のち通夜、葬儀告別式

通夜の日にご遺族・御親族様にお集まりいただき納棺の儀を行います。
必要であれば喪主様のご挨拶例文、通夜振る舞いの際の挨拶等もご説明させていただきます。
そして告別式、出棺のち火葬(荼毘)という流れとなります。


逝去後の流れ

1.葬儀の日時の決定

一般的な御葬儀の流れは
①お通夜→翌日に葬儀告別式→火葬(後火葬)
②お通夜→翌日に火葬→お骨の状態で葬儀・告別式(前火葬)
③火葬→通夜→翌日に葬儀・告別式(骨葬)
この地域周辺では①の流れで行い、お骨になった状態で繰り上げの初七日法要等を営みます。
菩提寺様がおられましたら、葬儀の日時を事前に確認しておく方がよろしいかと思います。

2.通夜振る舞いについて

通夜式の後は御弔問者に対して感謝と、故人様を偲ぶため、供養のためにと食事の席を設けます。
人数がよめないことが多いので、大皿のお寿司やオードブルといったものが中心になります。

3.御香典について

香典袋の水引は黒白になります。香典返しは受け取ったその場で品物をお返しする即日返礼や、葬儀に参列いただいた際にご記帳頂く帳面からの手配の満中陰志がございます。昔に比べ手間も掛かることは少なくなりました。身内様からの御香典をご辞退なさる方もいらっしゃいますが、これまでの故人様の付き合いや、これからの御付き合いにも関係して参りますので、御香典を受け取ることもご検討なさってみてはどうでしょうか。
御香典に関して詳しくは→コチラ

4.ご収しゅうこつについて

お骨を拾うことをご収骨といいます。分骨の有無等で骨箱の大きさや大・小の種類をご検討下さい。
関西では足から頭の先まで少しずつの部分収骨が基本です。関東圏で多いすべての御遺骨を収める全収骨をご検討の場合は、事前にお申し付けください。
尚、残りました御遺骨に関しましては、市区町村指定の埋葬場所にて合同供養されます。


 

病院や施設でご逝去された際は

ピュアグループへ電話(0120-4141-42)

ピュアグループにお電話をしていただいた際、次の確認をさせていただきます。
①故人様のお名前
②故人様のご安置されている場所(病院や施設の名前、ご住所や病棟)
③ご連絡者様のお名前と電話番号、故人様とのご関係性
④病院や施設からお伝え頂いたお迎え可能なお時間
⑤ご安置の希望場所(ご自宅・葬儀会館、駅近の会館等の希望あれば)
⑥希望であればお迎え先からご安置先までに通って欲しい経路等(好きだった場所や自宅前等)

近親者への連絡

ピュアグループへの電話連絡、死亡診断書の受け取り後は近親者の方へ連絡を入れておきます。
葬儀の詳細などが決まった後に、再度ご連絡をなさって下さい。

死亡診断書の受け取り

担当の医師から診断を受け、死亡診断を受けます。看護師の方や係員の方からエンゼルケアや説明を受けます。役所の手続き等で必要になりますので死亡診断書を必ず受け取るようにしてください。

夜間の場合、医師不在のため診断書の発行が翌日になることがあります。
エンゼルケアは、病院や時間帯にもよりますが1時間または2時間前後かかる場合がございます。
湯灌の儀では、御立ち会いのもと、故人様をお風呂に入れ、お召し物等ご準備させていただきます。

死亡診断書のコピーを取っておくことをお勧めいたします。
死亡届に原本を1通使用しますので、予備を含めて2枚以上受け取っておくのがよろしいでしょう。
(ピュアグループではお預かりしたタイミングで必ずコピーをして3〜5部お渡ししております。)


寝台車の到着後は

ご指定の時間に寝台車が参ります。
寝台車へは故人様と共に、お一人様のご同乗が可能です。

ご自宅や式場までの移動の間に、通って欲しい経路や好きだった場所を巡ることができます。
ご自宅や思い出の場所などがございましたら、事前にドライバーへとお申し付けください。
(距離によっては有料になることがございます)


自宅でご逝去された場合は

医師の診断を受ける

○かかりつけの医師がいる場合
医師へすぐに連絡をして診断を受けるようにします。

○かかりつけの医師がいない場合
明らかに亡くなられている場合、警察に連絡をして検死となります。
その際はご遺体をむやみに動かしたりしないようにお願いします。
検死になると死亡診断書ではなく「死亡検案書」が発行されます。
コピーの1部を所轄の刑事課に届けなければなりませんので、役所に届け出る前にコピーを残しておきます。
(ピュアグループでは手続代行のためにお預かりした段階で、3〜5部コピーをしてお渡しいたします。)

ピュアグループへ電話

ピュアグループにお電話をしていただいた際は、次の確認をさせていただきます。

①故人様のお名前
②故人様のご住所
③ご連絡者様の方のお名前と電話番号、故人様との関係性
④担当スタッフが訪問しても良いお時間の確認(検死は場合によっては日数がかかることがあります)
⑤ご安置先は、自宅または会館安置か
⑥検死の有無
⑦菩提寺、信仰の宗旨宗派はあるのか


検死を終えられたら

検死のちは故人様がご安置されている場所に寝台車を手配致しますので、検死を終えられる時間帯を弊社へご連絡ください。
検死の日程が長くなることもありますので、その間に打ち合わせをさせて頂くこともございます。

近親者への連絡

弊社への連絡、死亡診断書(死亡検案書)の受け取りをしましたら、近親者の方へ連絡を入れておきます。
ご親族へは葬儀の日程などが決まった後に、ご連絡します。

ご安置の際に注意すること

自宅にご安置をする場合

階段等ある場合、ご家族様にお力添えをお願いする場合がございます。故人様をご安置するお部屋とご仏壇、神棚の確認をします。ご仏壇は菩提寺様に開閉の指示を仰ぎます。神棚は神饌を下げ、半紙をその日を含め50日間正面に貼ります。(弊社スタッフがお手伝いします)

仏式で行う場合は北枕か西枕にご安置できるようにご用意致します。
敷布団、シーツ、掛け布団、枕をご用意ください
納棺時の故人様にお使いいただく枕と掛け布団、お棺用の敷布団はご用意致します。

その後に、お身体の状態を保つために故人様にドライアイスを当てさせていただき、各宗旨宗派に合わせた枕飾りをご用意致します。
ご焼香や拝礼をしていただいた後に、ご葬儀についての打ち合わせを行います。

※故人様のために夏場はできるだけ空調の温度設定を低く、冬場は部屋の温度をあげないようにご協力下さい。

葬儀会館に直接ご安置をする場合

ご希望の会館にご安置をしましたら、各宗旨宗派に合わせた枕飾りを準備し、故人様のお身体の状態を保つためにドライアイスで処置をさせて頂きます。
そのあとご焼香や礼拝をしていただき、葬儀の詳細等の打ち合わせを行います。


ご安置後

宗教者の方へ連絡し、枕経(仏教の場合)などの依頼と日程の調整を行い、葬儀の日程・式場・費用の打ち合わせを行います。
葬儀費用の不安がないように、1円単位で詳細な見積書作成を行います。
打ち合わせ終了後に近親者やご親族の方、そして通夜・葬儀にお越し頂きたい方への連絡をして頂きます。

湯灌・納棺の儀

納棺師による故人様の湯灌や身支度を整え、ご納棺を行います。(湯灌は別途費用がかかります。)
湯灌とは俗世の穢れを洗い落とし、お身体を綺麗に清める儀式のことです。
これと身支度(ひげ剃り・洗髪・化粧など)によって生前のお姿に可能な限り近づけます。
故人様にお気に入りの服をお着せしたり、愛用していたお品を副葬品としてお棺に収めることもいたします。
湯灌・ご納棺はお別れに伴う大切な儀式です。お身内の方はできるだけご同席されますようお願い申し上げます。
納棺の儀では、お顔周りを綿花で綺麗に整えたりや御棺にお入れしてあげたい品物をお入れいたします。
自宅から葬儀式場へ御搬送する場合は、お通夜の1時間前ほどには式場の方へお越しくださいませ。

お通夜

スタッフが人数や規模、ご要望に合わせて式場をご準備いたします。
通夜式の前には、遺影写真や祭壇、供花札の並び順、席数、受付の確認を行います。
開式のお時間になりましたら、ご寺院様をお招きし通夜式となります。10分前までには御着席いただけますようお願い申し上げます。

大まかに

ご遺族、弔問者の着席

→御寺院様御入堂→ご寺院の読経→ご遺族ご親族様ご焼香

→一般弔問者のご焼香→喪主様ご遺族代表の挨拶→閉式・通夜振る舞い

といった流れで進行し、宗教者様にもよりますが30分程度で御式自体は閉式になります。
ご遺族代表挨拶は例文のご用意もあり、また代弁も可能ですので御必要であればお申し付けください。

通夜終了後は、通夜振る舞いとして、食事などをご親族にご用意します。
※コロナ禍においては通夜の食事はお持ち帰り用としてご準備することがございます。
通夜式後は線香蝋燭等のお世話のご説明を行います。

お通夜の日は、故人様と過ごす最後の夜となります。
故人様のお顔を見て、感謝の言葉を伝えたり、思い出を語りかけるなど、大切に大切にお過ごしください。

葬儀・告別式

葬儀前には式次第の確認と葬儀・告別式のスケジュール、火葬場への交通手段、食事やお供物についての打ち合わせを行います。
葬儀開式のお時間になりましたら、ご寺院をお招きし葬儀・告別式を開式します。

大まかに

・ご遺族、会葬者の着席
・ご寺院の読経
・ご焼香
・ご遺族代表挨拶
・納棺花の献花
・ご出棺の儀

といった流れで進行し、およそ1時間ほどで終了します。

ご出棺と一緒に、ご遺族・ご親族も霊柩車と共にバスやタクシー、自家用車などで火葬場へ移動します。
火葬場へ到着しましたら、炉前で最後のお別れとしてご焼香をし荼毘に伏します。
その後は式場お帰り頂きまして精進落としを頂きます。収骨が終わりましたら、式場にお戻りいただき繰り上げ初七日法要を営みます。

精進落とし・繰り上げ初七日法要

ご収骨までの間のお時間に精進落としのお食事を振る舞います。この地域では葬儀・告別式の日に初七日法要を繰り上げて行います。
火葬場からお戻りいただき、ご寺院が到着されましたら読経をいただき、ご焼香をしていただきます。
初七日法要が終了しましたら、ご寺院とご参列をされたご親族の方へ御礼のご挨拶をしていただき、散会となります。
お帰りまでに、スタッフの方で引出物や供物などをご指定の人数分お分けしておきます。お開きの挨拶をしていただき、全ての式次第が終了致します。

散会のち、担当者が後祭り祭壇や中陰(四十九日までの間)のお祭りの仕方をご説明に参ります。お時間の都合など御座いましたら仰ってくださいませ。


喪主の役割

喪主様(または施主)はいわばお葬式の責任者
慣例では喪主は配偶者、直系の子ども、直系の親族の順に喪主を務めることが可能な人。

主な役割
・葬儀の内容を葬儀社と相談して決定する
・訃報連絡
・宗教者(僧侶、神父など)との相談、連絡を行う
・式終了時のご挨拶
等、丁寧にご説明させていただきます。

白木祭壇・花祭壇

ピュアグループでは白木祭壇を用いております。そこにお花を華やかに飾りつけいたします。
ご希望であればお花のみの花祭壇をご用意いたします。
白木祭壇とは、伝統的に用いられてきた葬儀の祭壇の種類であり、
元々は土葬をしていた時代に、棺を輿(こし)に入れて担ぎ、野辺送りをしたことに由来しております。
白木の祭壇は元々皇室の葬儀で使用されていた歴史があり、それが一般的にも広まり多く使用されるようになりました。
そして白木祭壇は、最高の格式と言われ、その故人様のためだけに、逝去後に急いで祭壇を作りましたという意味がございます。
近年洋風や漆塗り祭壇を見る機会も増えつつあり、綺麗で豪華に見える場合もありますが、作るには時間がかかります。
つまりは前々から準備していた事になります。これが白木祭壇の所以でございます。
我々ピュアグループは昔からの伝統を重んじ、これからも葬儀を施行してまいります。