白木祭壇

白木祭壇とは、日本における代表的な祭壇であり、古来より皇室の方々の葬儀や神式での葬儀で白木を用いていたため、白木祭壇が世間に広まりました。
また白木は、漆塗り等がしてあると「前から準備していたのではないか」と思われてしまうことから、急な不幸により急いで準備したと見られるため、使用され始めたと言われています。

また『須弥壇しゅみだん』といい、仏教の世界で最も高い位置にあるとされる『須弥山しゅみせん』を模倣しているとも言われます。

白木祭壇の特徴って?

輿こし
祭壇の1番上にお寺の本堂を模した形の箇所があり、柩を納める輿を表しています。
昔より輿に柩を納めた後は火葬場まで葬列を組み野辺の送りしておりましたがその名残です。

②白木燭台、高坏、六灯(りくとう)
葬儀場へ案内をするために街角に六つの提灯を灯し、案内をした名残りです。
また、六道(死後、六道輪廻をする考え)から六つの灯りを飾るようになりました。

須弥壇しゅみだん

小さな白木祭壇から最大級の白木祭壇もご用意しております。
厚みや彫刻の具合など、一度式場見学へお越し頂きまして重厚な白木祭壇を見ていただければと思います。